Amazon Pinpoint をAWS エキスパートが解説😎 AWSでマーケティングを簡単・手早く効率化させましょう🚀

Amazon Pinpoint をAWS エキスパートが解説😎 AWSでマーケティングを簡単・手早く効率化させましょう🚀

こんにちは!

今回はユーザーに通知などを配信できる Amazon Pinpoint について解説していきます!

想定する読者

  • Amazon Pinpoint が気になっているヒト
  • Amazon Pinpoint を使ったことがないヒト
  • Amazon Pinpoint を今後使ってみたいヒト

はじめに

Amazon Pinpoint はユーザーに様々なメッセージを送信できるサービスです。使い方としては、アプリケーションにおいて何かしらのキャンペーンが発生した場合などに通知を行うため利用しているケースが一般的かと思います。

プッシュ通知以外にも、メール・SMS・音声なども送信できます。通知はイベントベース、もしくはスケジュールに従って行うことができます。管理コンソールはマーケティング担当者の目線でも、管理および分析がしやすくなっておりますので、その点はほかのサービスと異なる点かもしれません。

Amazon Pinpoint でキャンペーン実施

では早速テストでキャンペーンを作成し、メール通知をしてみましょう。マネジメントコンソールの UI がとてもわかりやすいので、そちらを利用してどういった手順でメール通知をしていくのか確認していきましょう。

まず Amazon Pinpoint で事前にプロジェクトを作成してください。 そのあとに Eメール を有効にしてメールアドレスを入力します。このメールアドレスが通知の送信元となります。設定後、指定したメールアドレスに通知がいくので、そこに記載されている URL をクリックして検証を完了してください。

プロジェクト作成後の画面
設定ボタンをクリックすると、送信元メールアドレスを設定する画面に移動します

次にセグメントを作成します。セグメントはいわば配信先リストとなります。S3 バケットにリストをアップロードしてインポートすることも可能です。

こちらは以下のように CSV ファイルを作成してインポートします。

ChannelType,Address
EMAIL,test@example.com
サンプルがありますので、そちらを参考に作成してみてください

指定するメールアドレスは事前に検証する必要があります。こちらを参考に検証しておいてください。

セグメントを作成したら、次にメッセージテンプレートを作成します。


作成はいたってシンプルです

最後にキャンペーンを作成することでメールの配信ができます。この場ではテストのため、スケジュールせずに即時で通知します。作成ウィザードに従っていきます。その際先ほど作成したセグメントやメッセージテンプレートを選択してください。

進めていくといつ送信するかを選択できる画面になりますので、こちらで任意のタイミングを指定してください

キャンペーンの画面へ行くと実行結果がわかります。

なお新規ユーザーやキャンペーンに関する分析などがマネジメントコンソールで可視化されています。こちらも確認してみてください。

CloudFormation の利用について

Amazon Pinpoint は手動対応が求められることが多いので、CloudFormation 化するのは難しいです。セグメントの作成時にインポートするものが多かったり、メールの検証を行わねばならなかったり、そういった場合があるため CloudFormation がサポートされていてもデプロイ後に結局マネジメントコンソールでの操作が発生します。

そのため、Pinpoint における管理はマネジメントコンソール上で行うのがよいでしょう。AWS のリソースではありますが、コード管理するほどの複雑性のあるリソースではありませんので不都合は生じないと思います。

なお、CloudFormation で作成する場合は以下のような形になります。

Resources:
  # プロジェクト
  PinpointApp:
    Type: AWS::Pinpoint::App
    Properties:
      Name: test

  # セグメント
  PinpointSegment:
    Type: AWS::Pinpoint::Segment
    Properties:
      ApplicationId: !Ref PinpointApp
      Name: test

  # メッセージテンプレート
  PinpointEmailTemplate:
    Type: AWS::Pinpoint::EmailTemplate
    Properties:
      TemplateName: My_Message_Template
      HtmlPart: |
          <!DOCTYPE html>
              <html lang=en>
              <head>
              <meta http-equiv=Content-Type content=text/html; charset=utf-8 />
          </head>
          <body>
          This is test.
          </body>
          </html>
      Subject: TEST!!!!!!!!!!

  # キャンペーン
  PinpointCampaign:
    Type: AWS::Pinpoint::Campaign
    Properties:
      Name: 定期的な通知
      ApplicationId: !Ref PinpointApp
      HoldoutPercent: 0
      MessageConfiguration: 
        EmailMessage: 
          FromAddress: divemth@gmail.com
      Schedule: 
        EndTime: 2022-06-15T00:00:00+09:00
        Frequency: WEEKLY
        IsLocalTime: true
        QuietTime: {}
        StartTime: 2021-12-15T00:00:00+09:00
        Timezone: UTC+09
      IsPaused: false
      Limits: 
        Daily: 0
        MaximumDuration: 10800
        MessagesPerSecond: 20000
        Total: 0
      SegmentId: !GetAtt PinpointSegment.SegmentId
      SegmentVersion: 1

Amazon Pinpoint の特徴

様々な種類のメッセージを定期的もしくはイベントドリブンに送信できる Amazon Pinpoint ですが、よりマーケティング向けに優れた「ジャーニー」という機能があります。

これは配信のフローを組むことのできる機能で、マーケティング戦略に合わせたシナリオを作ることができます。GUI で選択していくだけでシナリオができるので、作成者が Amazon Pinpoint を使うのが初めてでも直感的に構築できます。

これらのことから分かる通り、Amazon Pinpoint は開発者よりはマーケティングの担当者などが操作することを意識して作られているようです。開発者とビジネスサイドの関係者で成り立つサービスなので、このあたりはほかの AWS サービスと比べると特徴的な点になると思います。

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まとめ

Amazon Pinpoint では配信だけでなく分析も行えますので、開発者およびマーケティング担当者などがユーザーに対してのエンゲージメントを可視化することができます。ぜひ機会があればご活用ください。

このブログでは、AWS の記事をどんどん公開しておりますので、ご興味のある方は他の記事もご覧いただければと思います。

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