こんにちは!
本日は、AWS Fargate がプラットフォームバージョン1.4.0をリリースしたので、その概要についてまとめたいと思います。
もう既にご存知の方が多いかと思いますが、AWS Fargateはコンテナを実行するためのマネージドサービスです。
詳しくは、公式サイトや弊社でも Fargate について投稿していますので、あわせてこちらもどうぞ!
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では、早速Fargate1.4の新機能について見ていきましょう。
Fargate タスク内に永続的な EFS ストレージをマウントするためのサポートが導入されています。
これにより、AWS Fargate の新しいユースケースの完全なセットが有効になります。
EC2 タスク定義(EC2とFargateの両方)が新しいEFSVolumeConfigurationパラメーターをサポートします。
以前のプラットフォームバージョンの Fargate1.3 には、2つの一時的なローカルボリュームがありました。
プラットフォームバージョン1.4では、これらのボリュームを単一の 20GB ボリュームに統合しています。
これにより、使用可能なストレージの合計が増えるだけでなく、ユーザーが好きなようにこの容量を使用できる柔軟性が高まります。
たとえば、この統合された大きなボリュームは、Amazon S3 から大きなファイルをプルして処理するデータ処理アプリケーションに特に役立ちます!
Fargate タスクは、AWS が管理する一連の仮想マシン上で実行されます。
これらの VM は、いわゆる「Fargate ENI」を介して AWS 所有の VPC に接続されます。
ユーザーが Fargate でタスクを起動すると、タスクに ENI が割り当てられ、この ENI は顧客所有の VPC に接続されます。
こちらの内容は、タスクの CPU 使用率などが確認出来るようになりました!
ECS_CONTAINER_METADATA_URI_V4 という環境変数が追加されました。
curl ${ECS_CONTAINER_METADATA_URI_V4}/task/stats
Fargate タスクで実行されているコンテナから上記のコマンドを叩くとネットワーク統計を含む統計が取得できます。
あわせて、アベイラビリティーゾーン(AZ)の情報も取得が可能です。
以前は、タスク ENI は標準のイーサネットフレームサイズ1500バイトでトラフィックを送受信していました。
プラットフォームバージョン1.4から、タスク ENI は他のすべての VPC ENI と同様にジャンボフレーム(9000~16000バイト)をサポートすることになりました。
これにより、VPC 内に残るすべてのトラフィックなど、送信元と宛先の間のネットワークパスがジャンボフレームをサポートする場合は常に、効率が向上し、計算のオーバーヘッドが減少が期待されます。
いかがでしたか?
Fargate は、このアップデートを機に導入を検討をしてみても良いのでは無いでしょうか。
Fargate について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
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