Technology

Amazon DynamoDB Service Delivery Program

Amazon DynamoDB SDP 認定企業によるサーバーレス開発

2025年08月15日

私たちは、Amazon DynamoDB サービスデリバリーパートナーとしてオフィシャル認定を取得しています。

Amazon DynamoDBを活用したサーバーレスデータ基盤の設計・実装を通じて、お客様のビジネス要件に最適化された高速・高可用なNoSQL環境を構築します。

スケーラビリティと耐障害性を兼ね備えたAmazon DynamoDBにより、需要変動や大量トラフィックにも安定対応。戦略策定からPoC、本番運用、さらに内製化支援まで伴走し、持続的な競争力を支えるデータ基盤を実現します。

Amazon DynamoDBが解決するお客様の課題/ニーズ

データストアのホスト環境OSの脆弱性対策を運用管理したくない
高速なNoSQLサービスを低コスト・手軽に導入したい
データベースのストレージサイズの運用監視から解放されたい
新規プロダクトのサービスイン時の月々のコストを最小限にしたい
急な需要に対して自動スケーリングさせたい
PoCのユーザー体験検証時のインフラコストを最小限にしたい

Amazon DynamoDBを主軸とした
サーバーレスデータストアー構築を提供

AWSのサーバーレスデータストア「Amazon DynamoDB（ダイナモDB）」をデータストア環境にすることで、データストアのプロビジョニング及び脆弱性運用（パッチ適用等々）が不要となり、大幅な開発及び運用コスト削減を実現できます。

Amazon DynamoDB はサーバーレス型のマネージドNoSQLデータストアのため、従量課金によるコスト最適化、オートスケーリング、レプリケーション、ほぼ無制限の容量といった様々なサーバーレスのメリットを提供します。

Amazon DynamoDB の特長

プロビジョニングコストの削減

データストアのプロビジョニングやOSの脆弱性対策パッチ適用をすることなく、素早く利用開始することができます。また私たちは、CloudFormationを使用することでAmazon DynamoDB構築を自動化、開発コストを削減しています。

1 桁ミリ秒単位の規模に応じたパフォーマンスを実現

1 桁ミリ秒単位の安定したパフォーマンスと、ほぼ無制限のスループット及びストレージ、自動マルチリージョンレプリケーションを備えたデータストアを提供します。AWSの運用する高可用性・高速なインフラ上でサーバーレス管理されているため、安定したパフォーマンスを実現することができます。

保存時の暗号化、自動バックアップと復元、最大可用性 99.999% の SLA

データ保存時の暗号化によるセキュアなデータ運用、マネージドの自動バックアップ機能による障害時の復旧機能を兼ね備えた高品質データストアです。SLA（Service Level Agreement）で99.999%の可用性を保証されているため、大規模サービスへも安心して導入することが可能です。

私たちが支援する Amazon DynamoDB サーバーレスアーキテクチャ

DynamoDB専門家によるスキーマ設計	最小のテーブル数、ファセットを駆使してDynamoDBベストプラクティスに準拠したスキーマ設計を行います。
アクセス要件定義とGSI設計	Figmaを使用しユーザー体験を設計、想定するアクセスパターンに応じたインデックス設計を行います。アクセス要件によってはOpenSearchを検討します。
GraphQLによるアクセス	オンデマンドバックアップ、ポイントインタイムリカバリ (PITR) 等のマネージドバックアップ機能使用を検討します。
データバックアップ要件定義	AWS AppSyncとAWS Lambdaの組み合わせによる、サーバーレスなGraphqlAPIサーバーを構築します。
セキュリティの要件定義	AWSKeyManagementService(KMS)を使用しデータ保管時暗号化に対応。暗号化のコンプライアンスと規制の厳格な要件を満たすことが可能です。
需要に合わせたキャパシティ設計	設計工程にてアクセス量を試算、オンデマンド、プロビジョンドのキャパシティーモードにいずれかを選択しコスト最適化を行います。

Amazon DynamoDBの導入のプロセス・全体像

お客様と共に、AWS DynamoDBの構築・導入を推進します。

この記事を書いた人

アライアンス・SA営業柳澤大志

過去にエンジニア人材関連企業でデジタルマーケティングを駆使した顧客獲得に従事し、成果を上げた。現在はAWSを活用し、高度な顧客エンゲージメント強化策の構築に注力。さらに、マーケティング戦略の立案やBPR（ビジネスプロセス・リエンジニアリング）の推進支援を通じて、クライアントのビジネス成長を加速させている。

【保有資格・認定】

AWS認定ソリューションアーキテクト・アソシエイト

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Amazon DynamoDBはフルマネージド型のサービスであるため、従来必要だったデータベースサーバーの構築作業や、オペレーティングシステムへのセキュリティパッチ適用といった運用作業が完全に不要になります。データストアのプロビジョニングから脆弱性対策まで、AWS側で自動管理されるため、運用コストと工数を大幅に削減できます。さらに、データベースのストレージ容量についても自動拡張されるため、容量監視や拡張作業から解放されます。結果として、開発チームはビジネスロジックの実装に集中でき、インフラ運用に割いていたリソースを本質的な開発業務に振り向けることが可能です。

DynamoDBはサーバーレスアーキテクチャの特性として、完全な従量課金モデルを採用しています。サービス開始時点でのアクセスが少ない状況では、実際に使用したリクエスト数とデータ容量に応じた最小限のコストのみが発生します。一方で、需要が急増した際には自動スケーリング機能により、パフォーマンスを維持しながら負荷に対応します。この仕組みにより、新規プロダクトのサービスイン時や概念実証段階では初期投資を抑え、事業成長に合わせてインフラも拡張するという理想的なコスト構造を実現できます。オンデマンドモードとプロビジョンドモードの選択により、アクセスパターンに応じた最適化も可能です。

DynamoDBは1桁ミリ秒単位の安定したレスポンスタイムを提供し、アクセス量が増加してもパフォーマンスが劣化しません。スループットとストレージ容量は実質的に無制限であり、マルチリージョンレプリケーションにより地理的な冗長性も確保されています。可用性については、AWSがサービスレベル契約で最大99.999%を保証しており、年間のダウンタイムを極めて短く抑えられます。さらに、保存データの暗号化、自動バックアップ、ポイントインタイムリカバリといったエンタープライズグレードの機能が標準装備されており、大規模商用サービスにも安心して導入できる品質を備えています。

DynamoDBは従来のリレーショナルデータベースとは異なる設計思想を持つため、専門的な知識が必要です。私たちはAmazon DynamoDBサービスデリバリーパートナーとして公式認定を取得しており、DynamoDB専門家がベストプラクティスに準拠したスキーマ設計を支援します。具体的には、最小限のテーブル数でデータを効率的に管理するファセット設計、想定されるアクセスパターンに基づいたグローバルセカンダリインデックスの設計、必要に応じたOpenSearchとの組み合わせ検討など、技術要件とビジネス要件の両面から最適な設計を行います。Figmaを使用したユーザー体験設計から始め、実際のアクセスパターンを明確にした上で技術実装に落とし込むため、後々の設計変更リスクを最小化できます。

導入プロセスは、まず戦略策定とアクセス要件の定義から始まります。ビジネス要件を理解した上で、DynamoDBのキャパシティ設計、セキュリティ要件定義、バックアップ戦略の策定を行います。次に概念実証で技術検証を実施し、要件を満たせることを確認してから本格的な構築に移行します。構築段階では、CloudFormationを活用した自動化により効率的にインフラを構築し、AWS AppSyncやLambdaを組み合わせたサーバーレスなGraphQL APIの実装も行います。運用開始後は、モニタリング体制の構築とチューニングを継続的に実施します。同時に、お客様の技術チームへの知識移転を段階的に進め、将来的な自社運用への移行を支援します。この一連のプロセスを通じて、技術的な実装だけでなく、持続可能な運用体制の確立まで伴走します。

DynamoDBはエンタープライズレベルのセキュリティ機能を標準装備しています。保存データの暗号化はAWS Key Management Service を使用して実装され、暗号化キーの管理も厳格に行えます。この仕組みにより、金融機関や医療機関など、厳格なコンプライアンス要件を持つ業界でも導入実績があります。データへのアクセス制御はIAMポリシーで細かく設定でき、監査ログもCloudTrailで完全に記録されます。バックアップについても、オンデマンドバックアップとポイントインタイムリカバリの両方が利用可能で、万が一のデータ損失に備えられます。私たちはISMS認証を取得しており、セキュリティ要件の定義から実装まで、お客様の業界特有の規制要件に準拠した設計を支援します。