日本盲導犬協会から会報が届きました

日本盲導犬協会から会報が届きました

パブリック社内報
最終更新日:2025年08月13日公開日:2025年08月03日
水野 渚
writer:水野 渚
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私たちはCSR活動の一環として、公益財団法人日本盲導犬協会が運営する「富士ハーネス」を支援しています。
協会からは年に4回、活動報告をまとめた会報誌がオフィスに届けられます。先日、最新号が届きましたので社内全体に共有いたしました。

本会報誌には、盲導犬の健気な姿だけでなく、彼らを支える人々の日々の努力、社会が抱える課題、そしてそれを乗り越えようとする力強い意志が詰まっています。

会報誌(第119号)の内容について

1. 訓練の第一歩!“Start Line”に立つ、新人訓練士と犬たち(仙台・島根訓練センターより)

最初のページでは、仙台と島根にある訓練センターの様子が紹介されていました。テーマは「Start Line」。まさにこれから訓練を始める犬たちや、夢に向かって歩み始めた新人訓練士の方々の、フレッシュな姿が印象的です。

記事の中で、訓練士の方が「犬の気持ちを第一に、信頼関係を築くことを大切にしている」と語っていました。これは、私たちの仕事、特に新しいメンバーがチームに加わった時のオンボーディングにも、そのまま通じる考え方ではないでしょうか。

相手のスキルや個性を理解し、信頼関係を築きながら、同じ目標に向かっていく。そんなチームビルディングの原点を、改めて思い出させてくれる記事でした。

2.愛情を繋ぐバトン。「ボランティアLIFE」(神奈川訓練センターより)

次に紹介するのは、神奈川訓練センターでパピーウォーカーを務める、橋之口さんご一家の物語です。パピーウォーカーとは、盲導犬候補の子犬を約1年間、家庭で育てるボランティアのこと。

テレビでこの活動を知り、「自分たちも力になりたい」と参加を決めた橋之口さんご一家。最初は戸惑いながらも、たくさんの愛情を注いで子犬と向き合う日常が、温かい文章で綴られています。

「この子をがっかりさせたくない」という想いが、ご家族の原動力になっているというエピソードは、私たちがお客-様や仲間に対して抱く責任感にも似ています。誰かの期待に応えたいという気持ちが、私たちを成長させてくれる。そんな仕事のやりがいを、改めて感じさせてくれました。

3. 見て、知って、体験する!富士ハーネスのイベント報告

最後のページでは、盲導犬の訓練施設「富士ハーネス」で開催されたゴールデンウィークのイベント「春のカムカムデー」の様子が紹介されていました。

盲導犬のデモンストレーションや、チャリティーグッズの販売など、多くの来場者で賑わったようです。こうしたイベントは、盲導犬の活動を広く社会に知ってもらうための、とても大切な機会です。

特に、来場者が「体験」できる企画は、深い理解を促す上で非常に効果的です。これは、私たちがお客様に新しいシステムを提案する際に、デモ画面をお見せするのと同じかもしれません。言葉だけでなく、「体験」を通じて価値を伝えることの重要性を、改めて学ぶことができました。

オフィスに実物も置いてありますので、興味のある方はぜひ手に取ってご覧ください!

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