CSR活動!富士ハーネスに訪問しました

CSR活動!富士ハーネスに訪問しました

パブリック社内報
最終更新日:2025年08月13日公開日:2025年05月15日
水野 渚
writer:水野 渚
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社会の一員として課題に真摯に向き合い、具体的な行動で貢献することこそが重要だと考えています。その想いを形にする新たな一歩として、この度「引退した盲導犬の“第二の人生”を支える」社会貢献活動をスタートしました。

2025年5月に弊社代表取締役社長の益子が盲導犬の一生をケアする国内初の施設「富士ハーネス」を訪問し、引退犬の医療費などに充てていただくための寄付を実施。現場で働く方々の熱意や、穏やかに暮らす犬たちの姿に直接触れる、貴重な機会となりました。

富士ハーネスは、盲導犬の誕生から訓練、現役時代、そして引退後まで、一生をトータルにケアする国内初の施設です。
静岡県富士宮市の自然豊かな地に広がるこのセンターでは、訓練犬や母犬、引退犬たちが安心して暮らせる環境が整えられています。
施設内にはトレーニングルームや医療室、宿泊施設、引退犬専用のスペース、慰霊碑などがあり、犬たちが心身ともに健やかに過ごせるよう配慮されています。

また、富士ハーネスは一般の方も見学できるオープンな施設で、盲導犬の訓練デモンストレーションや、犬たちの日常を間近で見ることができます。
見学を通じて、盲導犬の役割や、視覚障がい者の生活を支える大切さを学ぶことができる貴重な場所です。

盲導犬の一生をトータルにケアする場所――富士ハーネス

盲導犬を引退した犬に、第二の人生を

盲導犬として活躍した犬たちは、約10歳前後で引退を迎えます。
引退後は「引退犬飼育ボランティア」のご家庭で、家族の一員として新たな生活をスタートします。
富士ハーネスでは、引退犬が健康で穏やかに過ごせるよう、医療費や食費、生活環境の整備など、さまざまなサポートが行われています。

私たちが訪問した際も、引退犬たちがのびのびと暮らしている様子や、ボランティアご家族との温かなふれあいを目にすることができました。
現役時代に社会のために働いた犬たちが、引退後も安心して暮らせる環境をつくることは、動物福祉だけでなく、社会全体のやさしさや多様性を育む取り組みだと実感しました。

社会貢献活動をスタート――寄付の実施と現地訪問

今回、日本盲導犬協会(静岡センター)への寄付を実施しました。
この寄付金は、引退犬の医療費や食費、生活環境整備に役立てられています。
また、現地を訪問し、引退犬たちの現状や施設の活動内容を直接見学することで、支援の重要性を改めて認識しました。

現地スタッフの方々からは、引退犬支援の現状や課題、今後の展望についてもお話を伺いました。
「一頭でも多くの引退犬が、安心して第二の人生を送れるように」という現場の熱意に触れ、私たちも企業としてできることを考え続けたいと強く思いました。

ボランティアと地域社会の支え

富士ハーネスの活動は、多くのボランティアや地域の方々の協力によって成り立っています。

パピーウォーカー

盲導犬候補の子犬を1歳まで家庭で育てるボランティア

キャリアチェンジ犬飼育ボランティア

盲導犬にならなかった犬を家族として迎えるボランティア

引退犬飼育ボランティア

盲導犬を引退した犬を家族として迎えるボランティア

こうしたボランティアの存在が、盲導犬の一生を支え、社会全体で動物福祉を実現する基盤となっています。

企業としての社会貢献――なぜ今、取り組むのか

これからの時代、企業が果たすべき役割は「利益追求」だけではありません。
社会や地域、環境にどのように貢献できるか――その姿勢が、ブランド価値や社員のエンゲージメントにも直結します。

ラーゲイトが引退犬支援活動をスタートしたのも、「社会の一員」としてできることを、具体的なアクションで示したいという想いからです。
寄付や現地訪問を通じて、社員一人ひとりが社会課題を自分ごととして考えるきっかけになればと考えています。

最後に

富士ハーネスの訪問を通じて、盲導犬の一生や引退犬の“第二の人生”を支える現場の温かさ、
そして社会全体で動物福祉を実現する意義を強く感じました。
私たちは、これからも社会貢献活動を継続し、社員一人ひとりが「やさしさ」や「思いやり」を持って働ける環境づくりを目指していきます。

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