AWSサーバーレスの活用は社外の支援が不可欠と判断
前述の通り、航空業界において乗務員のアルコール検査は安全運航の要であり、厳格な管理が欠かせません。アイベックスエアラインズ様では、管理の精度と効率の向上を求める社内の要請を受けて、独立したシステム間のデータ連携強化に取り組むことになりました。
「アルコール検査システムで生成された実績データを、乗務員や整備士などの航空従事者のスケジュールを管理する社内システムへ、抜け漏れなくリアルタイムに連携させる必要がありました。この2つのシステムをつなぐETL処理の構築を、AWSサーバーレスで対応しようということになったんです。」(大場様)
同社では以前よりAWSを活用していましたが、サーバーレスの領域に関しては技術的な知見や構築に割ける時間が不足していました。そこで、パートナーとして外部の専門家による支援が不可欠であると判断したといいます。

セミナー参加で感じたRagateの深い知見が決め手に
パートナーを検討する中で、同社が白羽の矢を立てたのがRagateでした。きっかけは、大場様が過去に参加したRagate主催のセミナーだったといいます。
「以前からAWSのサーバーレスに関する情報を収集しており、その過程でRagateさんを知りました。参加したセミナーを通じて、サーバーレスに対する知見の深さを強く感じていたんです。そのため今回のプロジェクトの要件が出た際、真っ先に相談したいと考えたのがRagateさんでした。」(大場様)
すでに他案件での相談を通じて醸成されていた信頼関係に加え、厳しい納期に応えられるスピード感も後押しし、Ragateとともにプロジェクトを始動することになりました。

約2週間の短納期プロジェクトが始動。開始後に高まった安心感
本プロジェクトの難所は、極めてタイトなスケジュールにありました。通常であれば1ヶ月程度を要する取り組みに対して、今回、実質的な構築期間は約2週間という短納期で進行することになったのです。
「納期に関しては、かなり無理を言ってしまった認識なのですが……。Ragateさんは当初から信頼のできるパートナーだと思っていましたが、プロジェクトが始まってからの方が、その安心感はより高まりました。キックオフミーティングでも丁寧に進め方を説明してくださって、逆に私の方がしっかりしなきゃいけないなと、プレッシャーを感じたほどです(笑)。」(大場様)
プロジェクト開始後は、Q&A表をもとに両社間の認識のすり合わせや疑問点の解消を行い、コミュニケーションを進展させていきました。Q&A表でのやりとりは、短期間でありながら70~80件に及んだといいます。
「私たちが気づいていなかった仕様の考慮漏れや、当然こうあるべきだと思い込んでいた点についても、Ragateさんは細かく確認を投げかけてくれました。Q&A表をベースに設計書へ落とし込んでいくプロセスが秀逸でしたね。」(大場様)
また、受入テスト工程で判明したテーブルの仕様変更やAmazon S3プレフィックス構造の変更といった仕様修正に対しても、Ragateの迅速な対応に助けられたといいます。両社が密に連携をとった上での機動力と推進力こそが、短納期プロジェクトを成功に導く鍵となりました。

Ragateは外注先ではなく今後も伴走してほしい「パートナー」
今回のプロジェクトによって構築したデータ連携基盤は、近日中の本番稼働を控えています。
「Ragateさんの知見を借りることで、タイトなスケジュールの中でも安定稼働の道筋が見えてきました。Ragateさんは単なる外注先ではなく、私たちのやりたいことを汲み取り、専門家としてリードしてくれるパートナーだと感じています。今後アルコール検査のシステムにおいても検討中の取り組みがあるので、見直しが必要になった際にはお力添えいただきたいです。」(大場様)
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また、アイベックスエアラインズ様の社内におけるAWS活用についても、今回のETL処理構築を一つの足掛かりとして、さらなる展望があります。
「当社ではAWSを10年以上利用していますが、まだ使いこなせていない領域が多くあります。ETLに限らず、AWSのさまざまな技術を社内に浸透させるための支援を、引き続きRagateさんにお願いしたいと考えています。」(大場様)
航空の安全を確保する上で、IT基盤の進化は欠かせません。Ragateはこれからも、プロフェッショナルな知見と並走型支援で、アイベックスエアラインズ様のDXジャーニーを支え続けます。

















